コラム

相模原市 戸建て 【2018年12月】

相模原市を拠点に塗装業を行なっているミヤビユニアローズです。
今回は12月に相模原市のとある医院で施工した、ベランダ防水塗装をご紹介します。

こちらのベランダはFRP防水です。FRPというのは繊維強化プラスチック(Fiberglass Reinforced Plastics)の略。
ガラス繊維などの強化材(補強材)で補強されたプラスチックです。
軽量かつ強度・耐水性・成型性に優れているなど、いろいろな特性を持っていて、そのため船舶や自動車、あるいはバスタブ、屋根材、水槽などに幅広く利用されています。
最近では屋上緑化や屋上菜園の防水層としても、採用が増えているようです。

(ちなみに、1970年の大阪万博のシンボルとして建てられた、「太陽の塔」をご存知の方も多いのではないでしょうか?
この塔の中央部にある「太陽の顔」が、実はFRP製です。
長年に渡って風雪に耐えたことを考えると、FRPのすごさがわかります)

現場を確認すると、ベランダの下地コンクリートからFRP防水層が浮いてしまっています。
また、ベランダに水たまりができており、お客様が気にしていらっしゃいました 。
写真をご覧いただくと、向かって右側に水たまりの跡があるのがわかります。

FRP防水層が浮いているということは、いつ雨漏れしてもおかしくない状態ということです。

―1日目―

まず既存のFRPを全て撤去するところから始めます。
次に、ひび割れをカチオンセメント(塗料がはがれないための下塗り・下地調整材)で埋めていきます。

そのあと、カチオンセメントをベランダ全体に塗っていきます。
塗りながら、ドレン(排水溝)に水が流れるよう勾配を作りました。
ここまでが1日目の作業です。

―2日目―

ここから2日目になります。2度目のカチオンセメントを塗布し、 仕上がりをきれいにしていきます。

次に、コーキングが劣化していたため、茶色のコーキングを行いました。
コーキングというのは、気密性や防水性を保つため、すきまを目地材などで充填することです。

さらに、ベランダ床にビニールを張ってひと晩おきます。
これは完全に乾燥しているかのチェックです。湿気が残っている場合は、ビニールに水分が付着します。
(湿気が残ったまま次の工程に進むと施工不良になってしまうのですが、この作業を行わない塗装業者さんは意外に多いようです)

十分に乾燥していることを確認し、次の工程に移りました。

―3日目―

3日目はまず、下塗り材を塗布します。

そのあと、ウレタン防水の1層目を塗布していきます。

―4日目―

さらに翌日、4日目には2層目を塗布します。

最後にトップコート(仕上げの塗料)を塗布して完了です。

いかがでしたか? ベランダ防水塗装の手順がおわかりいただけましたでしょうか。

今回の例で、FRP防水層がここまでコンクリートと分離してしまっていたのは、 コンクリートの施工後にしっかり乾燥時間を設けないまま、FRPを塗布したことが原因だったと思われます。

耐久性の高いベランダ施工のためには、複数回塗布することはもちろんのこと、今回弊社が行ったように、しっかり乾燥しているかどうかチェックすることが必須です。

ミヤビユニアローズは丁寧な施工で、確実な防水塗装をご提供します。
安心して長く使えるベランダの防水塗装をご希望の方は、ぜひ弊社にお問い合わせください。

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